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週刊DXより 「GTFS-JP・・・標準的なバス情報フォーマット」 


記事公開:2022年02月03日

※ 週刊DX
2018年10月よりDX戦略部メンバーによるDX関連記事の紹介を社内向けに発信しているもの。
今回はその中から一部ご紹介いたします!!

 つい最近、GTFS-JPという「標準的なバス情報フォーマット」というものに
少しだけ触れる機会がありました。
普段GoogleMap等で行先を検索する時に電車やバスなどの路線が案内されるか
と思いますが、その検索で使用されている、
時刻表とその地理的情報に使用される共通形式を定義したものとなります。

路線や時刻が表示されるだけでも十分便利だと思いますが、
”人の移動”という分野においては、さらにその先の『MaaS(マース)』という世界を目指しているようです。

『MaaS』とは、
たとえば、サッカーを観戦するためにスタジアムへ行くとき。
いまでもアプリを使えば自宅からスタジアムまでの最適経路と
利用すべき交通機関、所要時間や料金などを簡単に知ることが
できますが、MaaSではこの検索機能にプラスして予約や支払いも、
スマホなどの端末を使い、まとめてできるようになるということだそうです。

今は”人の移動”自体に価値があって「Miles」というアプリでは、移動するだけでコンビニのコーヒーがもらえたりします。
人の移動のデータが欲しいという企業と移動するだけで特典がもらえるという利用者がうまくマッチングされたサービスかと思います。

近頃は、スマホに情報を取られすぎてるような気がしてちょっと怖い所もありますが、
便利になることはよい事ですのでどんどんデジタル化しましょう。。

アキタスポーツマイレージ

 皆様、冬の雪寄せおつかれさまです。日々の運動不足の解消程度では済まない雪寄せで、普段使わない筋肉を使い、今日もあちこちが痛いADK富士システムの大宮です。この時期、除雪を頑張ったご褒美として、温泉や近くのスーパーで使える割引クーポンが貰えたらどうでしょう。今回のコラムは、「県民の○○をする」を応援するアプリのお話です。

 お時間が無い方、関連データを見たい方は、後日お時間がある時にこちらをご覧ください。
   1日8000歩。ちょっとずつ歩いて貯める「チリツモ作戦」でOK
   令和2年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」について:スポーツ庁(mext.go.jp)
   令和2年度全県スポーツ実態調査:秋田県スポーツ推進委員協議会

<秋田県民のスポーツを「する」「みる」「ささえる」を応援するアプリ(アキタスポーツマイレージ)>
 令和2年度スポーツ庁の全国調査によると、スポーツを「する」割合は59.9%(週に1日以上運動やスポーツをした)、スポーツを「みる」割合は21.1%(現地観戦・直接現地で見た)、スポーツを「ささえる」割合は9.7%(スポーツに関するボランティアに参加した)となっており、国はライフステージに応じたスポーツ活動の推進とその環境整備を行い、成人のスポーツ実施率を週1日以上が65%程度となることを目指しています。他のデータによると、秋田県民のスポーツを「する」割合は58.5%、平均歩数の全国順位では男性45位、女性25位だそうです。

 現在秋田県は、スポーツを通じた健康増進などを図るため、スポーツ実施率が低い働く世代・子育て世代を対象に、スポーツ習慣の定着、今季新たにWリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)に参戦した秋田のアランマーレ等のプロチームや健康経営に取り組む県内企業を応援する実証事業を展開中です。実証用のスマホアプリを活用してスポーツを「する」「みる」の実績を登録すると、実績ポイントを獲得できます。蓄積したポイントを使って様々な景品や商品の購入割引クーポンが当たる抽選会に参加できます

 さて、コラム冒頭でふれた雪寄せや雪下ろしは、日常生活における15分以上の身体活動であり、町内や地区における冬期間の安全な暮らしを「ささえる」大切な活動ですが、残念ながらこの事業では運動実績の対象には含まれていません。今年の実証事業は2月で終了のようですが、来年も実施されるのであれば、雪寄せ・雪下ろしも実績対象になることを期待したいと思います。秋田でこんなことができたら、こんなアプリがあったらいいなぁなど普段から考えていることがありましたら、お気軽に弊社担当までご相談下さい。一緒に形にしてみましょう。本日は、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

<問い合わせ先>
エイデイケイ富士システム(株)
地域情報ソリューション課 地域営業担当
TEL:018-838-1173

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