HOME > DX Lab > あきたDX通信 > あきたDX通信 > ITの世界標準の決まり"デファクトスタンダード"の歴史【あきたDX通信】

ITの世界標準の決まり"デファクトスタンダード"の歴史【あきたDX通信】

真弓先輩
突然だけど、GAFA(ガーファ)って知ってるよね?
ともみ
もちろん、知っていますよ!Google、Amazon、Facebook、AppleのIT系の巨大企業4社の頭文字をとって、 GAFAですよね。
真弓先輩
そうだね、今はMicrosoftも加えて、GAFAM(ガーファム)とも言われているの。
ともみ
今日はどんなお話を教えていただけるんですか(^^♪
真弓先輩
世の中の標準となった仕様や決まりごと、いわゆるデファクトスタンダードについて考えたいと思うの。
ともみ
「デファクトスタンダード」ですか…。GAFAなどは、プラットフォーマーとも言われてますね。プラットフォーマーの名の通り、世界市場における標準仕様となるので、世界中の企業はその決まりに沿って、いろんなサービスや製品を作ったり、利用したりすることになるということですよね。
真弓先輩
そうそう。マーケティングについて、この間(第13回あきたDX通信)話したけど、マーケティングリサーチでは、市場規模を調べる、そしてその市場における占有率、つまりマーケットシェアを調べるということもとても重要な仕事なんだよね。
ともみ
スマホなどでは、アップルが圧倒的なシェアを取ってますよね。車ならトヨタのシェアが高いということも分かります。
真弓先輩
マーケットシェアが高いということは、たくさん市場に出回っていて、利用している人や企業が多いということだよね。一定規模のシェアをとると、その製品・ブランドが、あたかもその市場における事実上の標準品、サービスになっているように見えるということなの。”一定規模のシェア”というのは、まず市場シェア20%台がその市場寡占の始まりの数値で、30%を超えたあたりから、市場の寡占(独占)になっているの。過半数を超えると業界標準的になり、「デファクトスタンダード」と言われる状態となって、市場に君臨するということになるんだよ。
ともみ
なるほど、前にアップルついてお聞きした、アップルのiPhoneがどうして圧倒的なシェア獲得できることになったか(第4回あきたDX通信)を思い出しました。
真弓先輩
そうだね、あの時はアップルがいかにして圧倒的なシェアを獲得できるかについて話したけど、今回は圧倒的なシェアを獲得することになって、「デファクトスタンダードなることの意味」を考えてみようかと思って。
ともみ
IT市場で、日本でデファクトスタンダードなった製品やサービスは何かありますか
真弓先輩
日本はコンピュータについてはもともとIBMのメインフレームの段階から本格的に市場参入したんだよ。いわゆるB to Bというビジネスコンピュータでいえば、IBMの互換機というスタイルで市場参入した経緯があるね。なので、コンピュータの基本来な設計思想も、基本OSもIBMに沿ったものにならざるを得なかったの。
ともみ
そうなんですね。今、IBMの製品は身近にほとんど見当たらないですけどね。
真弓先輩
コンピュータの世界でのもっとも古いデファクトスタンダードはIBMであることは疑いないね。その後のパソコンもIBMとアップル、Microsoftの3社によるハードと基本ソフトによる勝者IBMとその互換機、OSがMicrosoftという組み合わせが長らくデファクトスタンダードとなったことは知ってるよね。
ともみ
え、えぇ!まあ(;’∀’)
真弓先輩
じゃあ、日本のIT業界でデファクトスタンダードといわれているものは何か思いつく?
ともみ
日本のブランドということで言えば、うーん。。。なんでしょうか?なにも思いつかないですけど。
真弓先輩
そうだよね。もうちょっと業界を狭めて考えれば、スモールデファクトスタンダードはあるかもね。特定市場における寡占状態は。先ほどのGAFAMがプラットフォーマーと言われる所以が、このデファクトスタンダードを標榜しているわけね。
ともみ
パソコンでいえば、基本OSでは、もはやMicrosoftを疑う者はないし、GAFAMはもはや、クラウドサービスを意識することなしに利用することになっている。
そういえば一時期ドコモのimodeが携帯の国内の標準になっていたり、NECのパソコンが国内標準仕様になっていたりしたという話を聞いたことがありますね。
真弓先輩
そう、よく知っているね!日本でもOSで、トロンという国産のOS,携帯でのimode、NECのPC9800の独自OSが圧倒的なシェアを誇っており、当時はデファクトスタンダードになっていたの。でも国内のみのデファクトスタンダードだったから、ITのようなグローバルな視点の標準化という流れをつかむことができなかったために、Microsoftやアップル、IBMなどの世界標準という大きな潮流に飲まれて、独自のブランドによるシェア拡大が息絶えて、世界標準というデファクトスタンダードに追随することになったんだよ。
ともみ
日本でも世界規模のデファクトスタンダードのチャンスはあったということですね。そういえば、任天堂とかは世界標準っぽいですね。
真弓先輩
ゲーム市場ではそういえるかもしれないね。
ともみ
弊社がデファクトスタンダードを目指すには結構、というか、とてつもない壁ですよね。
真弓先輩
それはそうよ。なので、ここはグローバルニッチ、業界ニッチというか、特定分野における強みを持つ製品、サービスでデファクトスタンダード化を目指すというのが、中期的なマーケティング戦略とすべきというのが、私たちの考えるべきミッションだと思うわけ。
ともみ
なるほど。そうすれば、前回のマーケティング、リサーチのポイントも絞れるし、具体的な競合製品、企業、対象となるユーザ企業なども一定範囲に限定して、リサーチできそうですね。俄然やる気が出てきました!
真弓先輩
じゃあ、早速対象製品の選定と対象市場についての、マーケティングプランの策定にかかろう!来週初めまでに、年内のマーケティングプラン案の概要をまとめて提出するように~
ともみ
うっ、なんとか仕上げます!!

---------------------------------------------------------------------------------------
あきたDX通信>>>>> 編集長 伊嶋謙二 /// 編集スタッフ 堀井ともみ /// 主幹:鈴木守 /// エイデイケイ富士システム株式会社 DXセンター

Copyright(C)、エイデイケイ富士システム株式会社、掲載記事の無断転載を禁じます。

DX戦略部 紹介

DX戦略部 DX推進課 伊藤真弓

DX推進課の伊藤課長。バリバリのシステムエンジニア。

DX戦略部 DX推進課 堀井ともみ

プログラミング未経験で、何もわからずIT業界に入った新入社員。最近は Semboku Workplex
でリモートワークを行っている。