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週刊DXより 「お客様目線からの『DX』」


記事公開:2021年12月09日

※ 週刊DX
2018年10月よりDX戦略部メンバーによるDX関連記事の紹介を社内向けに発信しているもの。
今回はその中から一部ご紹介いたします!!

 先月、自社も加盟し、事務局をしている、一社)秋田RPA協会にて
第2回 秋田県内の企業におけるICT導入実態と景況感に関する調査」を実施しました。

前回を上回る200以上の回答をいただきました。
類似項目を含んだアンケートを3月~4月にも実施しており、2つのアンケートから、感じたことは…

DXという言葉自体は新型コロナの影響もあり、一定数広がった!!
ただ、一気に広がったため、「なんかよく聞くけど『DXって何?』」という方が多そうだ!ということです。

私事ですが、子どもがおりまして、学校DX「GIGAスクール構想」に少し興味を持っていました。
そちらは、コロナの影響もあり、構想から一気に実行へと向かいましたが
同級生のご家族からは「え?秋田もやってるの?都会だけじゃないの?来年入学したら使うの?」そんな声もちらほら…

学校DXよりもっと身近なところからDXへのアプローチが必要なんだ!!とひっそり思っています。
私は、お買い物が好きなので、お買い物DXとか…「人間らしさの中にある」もっと身近なところのDX!

時々、メーカーさんが対応してくださるカウンセリングコスメを買いまして、その際、購入履歴を残してくださります!ただ、化粧品に限らないと思うのですが商品名って、手書きすると結構長く、更に…容量が違うバージョンがあったりするので、購入履歴には、結構な文字数がかかれます。
ぜひ、購入者の顔+商品をカメラで認証解析みたいな感じで履歴作成してもらえたらな~と思います。
欲を言えば、顔認証しながら、肌チェックをして過去履歴からおすすめコスメとかがピックアップされて、
クーポンがアプリにが送られてきたらもっと嬉しい。。。
買った商品の説明とか、送られてきたら、店頭での商品説明ももっと時短!!

DXを理解できないのは、より身近にモデルケースがないからなんじゃないか?
あるかもしれないけれど、あるかもしれないそれがDXってわかっていないからじゃないのか?

まずはこのあたりを探して区分けをしたら、DXってもっと理解が深まるのかな~と思っているこの頃。
学校DXが定着したら、買い物DX構想が生まれてほしいなぁと思っています。

5Gあれこれ

 始めましてエイデイケイ富士システムの渡辺(一)です。
私の初めてとなるコラムテーマは、「5G」についてです。

さてさて、皆さん。
最近5Gという言葉を耳にすることが増えてきていますせんか?5Gが未来を変えるなんてことも言われています。

5Gはめっちゃ早い!」「高画質の映画のダウンロードも数秒!」なんて言われてますが、実際のところどうなんでしょう。
最近、私のスマートフォンが5G対応になったので、これを機に改めて勉強しなおそう!ということでテーマに選んでみました。よろしければお付き合いください。


【5Gってなに?】
そもそも、”5G”とは、「第5世代移動通信システム」の略で、GはGenarationの略となります。文字通り「第5世代」ということです。

現在広く普及している4Gの次世代として2020年からサービス提供が開始されました。現在は、各通信キャリアがエリア拡大を実施しているところです。

5Gの特徴としては、「高速・大容量」「低遅延」「多接続」であり、現在の4Gよりも飛躍的に性能がアップしています。

〇通信測度:4Gの20倍
〇遅延   :4Gの1/10
〇接続   :4Gの10倍
※理論値

<蛇足>
自宅の無線LANルータなどで2.4Gとか5Gとかありますが、それとは別物です。
こちらのGはGhz帯の周波数を使用しているということになります。ややこしいですね。


【5Gのこれから】
都市部はいざ知らず、現在の秋田県内ではキャリアによってエリアの差が大きく、5Gを活用したソリューションの普及にはもう少し時間がかかりそうです。

ただ、5Gが広く普及することで5Gの特徴を生かした様々なモノ、コトができるようになります。

・4Kや8K等高画質の映像配信
超高画質・リアルタイムの映像、音声を配信により、自宅からでもスタジアムにいるような臨場感のある映像、音声を楽しむことができると期待されています。

・自動運転技術
道路状況把握やネットワークに接続された車同士の相互通信により、よい安全安心な自動運転の技術が生まれるといわれています。

・遠隔医療
低遅延や大容量の技術を利用し、都市部の医師が地方の患者さんを遠隔で診療したり、機器を遠隔で操作して手術したり、医師不足を言われる地方の課題解決に記載されます。

・VR、AR、MRの普及
“ヴァーチャル”、”拡張”、”複合”現実と呼ばれ、エンターテインメントや技術開発等に活用されるといわれています。

あくまで一例ですが、こうなってくると、もう物理的な距離は意味をなさなくなってきますね。これが、すでに開発が進んでいる6G、ひいてはその先の技術ではどうなってしまうのでしょうか。

※5Gに対してローカル5Gという言葉もあります。限定されたエリアにおける5Gネットワークのことをローカル5Gと呼び、通信業者によらず、利用者が独自に構築できるネットワークのことです。安定性やセキュリティに優れているといわれています。

【5GとSociety5.0・DX】
政府が普及推進しているSociety 5.0では、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」
において、5Gは必要不可欠とされています。

また、今話題のDX(デジタルトランスフォーメーション)と5Gは特に親和性が高いと思われますので、そういったご提案ができるよう、日々勉強勉強です。

【最後に】
全てのモノ・コトがネットワークに接続され、リアルタイムに情報を共有する世界なんて、さながら映画の中の近未来の世界だと思っていたのですが、もうすぐ目の前どころかすでに我々の身近にある状態みたいですね。

ある意味、全ての情報が一元管理され自身の情報も管理されてしまう可能性も考えると、少し怖い気がしますが。

技術は使い方次第で、良い方向にも悪い方向にも進んでしまいます。
未来の世界が、ロボットに支配されてしまわないことに期待します。


次回以降も「知ってるようで意外と知らない」をテーマにITにとどまらない広い範囲でやっていきます。

以上、またお会いしましょう。


※5GやAI・RPA等DXその他IT全般に関し、お困りごと・ご相談等お待ちしております。
また、DXに関するセミナーも随時開催しております。

<問い合わせ先>
エイデイケイ富士システム(株)
 地域情報ソリューション課 地域営業担当
 TEL:018-838-1173

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