記事公開:2022年01月07日
※MA:当社のマーケティングアドバイザー
※昨年2021年12月、首都圏の大手ITベンダーの若手8名と管理職2名、事務局担当2名、合計12名での、テレワーク、合宿研修、ワーケーションが2泊3日で実施された。場所は仙北市あきた芸術村内のSemboku Workplex。
(※以下、一部抜粋・編集したものをご紹介します。)
「Semboku Workplexという場所でのワーケーションは、普通に個別の仕事もやりつつ、チーム研修もあった。劇団わらび座による、芝居を通してのコミュニケーション研修は『シアターエデュケーション』というメソッドで、その経験は衝撃だった。」
「人生にターニングポイントがあるとすると今回がそうだった。テレワーク、リモートワーク当たり前になって、人との直接の関係が希薄になって、それに慣れ始めていたところで、この人肌感やリアルなふれあいは素直に感激の3日間だった。」
「研修が想定外の体験だった。全くの非日常、というか、お互いの目を30秒見つめあう、そのまま1分間相手をインタビューする、2人が背中合わせで立ち上がる、などあり得ない体験ができた。研修のなかでの3時間は、良い意味で、心が解け始めた。」
「Semboku Workplexでのテレワーク、研修は経験しないと分からないが、でも誰かにこの感動を伝えたい、伝えずにいられない。 特に今回の参加メンバーとの交流は得難い体験、仲間となった。自分の会社に対するロイヤルティ爆上がりだった」
『今回はSemboku Workplexのファシリティ拠点で、地元の文化芸術団体をDXやITを用いて再建する、生かすためのソリューションやオファリングを提案するという上から目線で失礼したが、実はわが社にとっても同じようなビジネス環境と言える。自社は市場がオンプレからクラウドへ、半導体不足でさらにハード供給が滞っている、しかもテレワークやリモートワークで社員の一体感が希薄な状況下で、どういう風に会社として一体感を持って、事業を展開するか、それには社員をどうやる気にさせるか、会社に対してロイヤルティを高めてもらうかという課題と悩みがあった。今回はそんな環境を打ち破るきっかけになる研修、ワーケーションになると強く感じた。』
「編集後記」
あきたDX通信をお読みいただいている皆様におかれましては、どうぞ本年が素晴らしい1年になりますよう祈念いたします。そして今年1年も少しでもお役に立てるような情報を提供していく所存です。どうぞよろしくお願いします。
あきたDX通信 編集長 伊嶋謙二
皆様、あけましておめでとうございます。
本年も、宜しくお願い申し上げます。
エイデイケイ富士システムの尾張谷です。
営業コラム、2022年最初の回を私が務めさせていただきます。
皆様にとって、2021年はどんな年だったでしょうか。
2021年も前年に引き続き、とコロナ禍に振り回され、日常生活、社会情勢、会社のあり方や、働き方などにも大きな変化があった1年だったと感じます。
そうした中でも、DXというワードは、この1年でさらに私たちの生活の中に浸透して来たように思えます。
ここで改めて、DXの定義について、おさらいをします。
DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)とは、進化したデジタル技術を用いることで、人々の生活をより良いものへと変革させるという概念です。
例えば、クラウド型の勤怠管理システムなどは、このコロナ禍におけるテレワーク、残業の管理など、働き方への変革に大きく寄与したと考えられます。
これも、DX事例の一つです。
2022年以降、DX推進は、ますます加速していくと考えられます。
秋田県内の状況については、秋田RPA協会で行った調査結果を紹介します。
DXについて、認知はしているものの、取り組んでいるまたは一部取り組んでいる企業は、全体の3分の1ほどという結果でした。また、取り組めていない課題として、「DXは良く分からない、対応する人材がいない、必要性を感じない」という主な理由のようです。
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秋田RPA協会
https://rpa-akita.jp/notice.html
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<DX人材>
先ほどの調査結果にもありましたが、企業でDXを推進するには、DX人材というものが不可欠と考えます。
では、DX人材とはどういう人材でしょうか。
DXに必要な人材として経済産業省の「DXガイドライン」では以下のように述べられています。
・DX 推進部門におけるデジタル技術やデータ活用に精通した人材
・各事業部門において、業務内容に精通しつつ、デジタルで何ができるかを理解し、DXの取組をリードする人材、その実行を担っていく人材
ここで、私が紹介するDX人材は「ITコーディネータ」です。
では、ITコーディネータとはなにか。
ITコーディネータとは、「経済産業省推進」資格であり、経営に役立つIT利活用に向け、経営者の立場に立った助言・支援を行い、IT経営を実現する人材です。
先ほどの経済産業省で定義している人材で言えば、業務内容に精通しつつ、デジタルで何ができるかを理解し、DXの取組をリードする人材と言えます。
経営の面を考慮し、IT利活用を推し進め、DX推進を促進させるには十分な人材です。
多くの企業では、ITと聞くと、IT企業へ委託することが多いと思いますが、それだけだと現場の状況や、経営の状況、その中で、業務内容に沿ったIT利活用が思い通り進まないケースもあります。
そこで、経営とITもしくは企業が委託しているITベンダーとの橋渡し的存在であるITコーディネータがこれからのDXをリードしていく人材と考えられます。
ITコーディネータは、ITのプロフェッショナルではなく、IT経営のプロフェッショナルであり、多くの業種で活躍しています。
資格としてのITコーディネータは、ケース研修と試験により取得できます。
弊社、DX Labを利用してオンラインにより東京と秋田とつないでケース研修も行っております。
私自身も、自社の資格取得制度を利用し、DX Labにおいてケース研修を行っている最中です。
今春には資格取得できるようがんばっております。
皆様の社内でも、ITコーディネータ取得に興味があれば、ぜひご相談下さい。
また、弊社内にもITコーディネータが数名在籍しております。
皆様の社内DX推進においても、お気軽に弊社担当までご相談下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
<問い合わせ先>
エイデイケイ富士システム(株)
地域情報ソリューション課 地域営業担当
TEL:018-838-1173
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