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すでにあるモノ・コトを工夫するだけで良い方へ向かう ―Move on AKITAって何?―

今回は、我が社のマーケティングに関わる3人の、とある日の会話のワンシーンをお届けしたい。
議題は「秋田県を変えるための、DX戦略」である。

MA
今日は、とっても楽しい話をしようと思う。
真弓先輩
えっ!どんな話ですか!?(もしや、またいつもの、ついていけない話なんじゃ…)
MA
まぁ、まぁそう怪訝そうにしなくても…我々が出来そうなことについての話だから!
確実に未来を見据えた活動』について、しかも面白い!ね??面白そうでしょう??
アイ
それって『Move on AKITA』のことですか?
MA
お!そうそう!!DX通信でも触れることが多い話題だね。『DXの実装』、つまり『具体的に何を目指すか?』ということ。それが今回の話題。
真弓先輩
なるほど、具体的なDX推進。
つまり、個々の会社がどのように利活用するかというところですね。
MA
君ら2人は、弊社も理事会社として関わっている秋田RPA協会は知ってるよね。
設立の目的は、AIやRPAという先端の技術の啓蒙、認知や展開。そして、現在の『ITツールや仕組み、アプリケーションを実社会(仕事や社会活動等)に活用してもらいたい』ということが協会の設立目的でもある。そしてDX!!DXは我々協会の最もベースになるコンセプトなわけ。
真弓課長、アイ
まあイメージとしては理解できます。
MA
そうだよね、DXは、今の2人みたいに、ぼんやりしていて展開のイメージがしにくい
Move on AKITA』は、このぼんやりの部分を
① 具体的な企業活動などに落としていくこと
② 活用実感を得てもらって、企業の業績に反映させていくこと
この2つを主な目的とした、プロジェクト!!
その意気込みを込めて『Move on AKITA』、「秋田よ、進もう」という名称なんだよ。
カッコよくいえば、
秋田県DX推進のプランに、『国策としての中小企業のDX化』の秋田モデルを構築する」というのがスローガンだね。
真弓課長
前にも日本全国の中小企業の課題として、中小企業のIT有効活用(経営に役立つIT)が進んでいない、ということを話してましたね。
アイ
そういうことなら、いよいよスタートしたデジタル庁の狙いも「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」。その中心は中小企業でなければならない。しかし中小企業(全国のほとんどの企業)のIT有効活用(DX)は進んでいない、ということですね。
MA
ただし…ここが大事。デジタル化が進んでいないわけでないんだ。「デジタル機器などは一定数導入済、IT、デジタル、ネットワークはすでに揃っているから、あえて新規に導入する必要は少ない」ということろが多い。「本当に企業や組織に役立つ利活用」これが進んでいない。ITツールの目的としては・生産性向上・経費削減・企業の信頼性の確保・販売チャネルの拡大、確保・新規事業拡大・新製品、新サービスの創造・人材教育・育成・企業のロイヤルティ向上などなどいろいろあるけど、限定的にしか活用できていないのが現状だ。

★ 人・モノ・金そして情報を共有するプラットフォームを構築 ★

真弓課長
なるほど、だから『Move on AKITA』は、それを行うということですね。
MA
下の図が分かりやすいと思うけど、秋田の企業それぞれが、コア事業をそのままに、グレードアップするということ。その方法として、デジタル化というか、DXの味付けを行うという活動なんだよね。

出典:一般社団法人秋田RPA協会

アイ
えーと、具体的には何を行うんですか?
真弓課長
そうそう、私も知りたいです。
MA
上図のように、企業にとってITが役立つ場面は多い。DXは、そこから更に「ITツールを土台とした事業、経営のやり方、仕組み」を前提とし、ITの可能性を最大限生かした企業活動を行うこと。それがDXの目指すところだよね。つまりDXは「会社の仕組みや、取り組みをデジタル化という土台を使って変える」こと。デジタルは使っているが、企業にとって本当に現在・未来に渡って企業活動を継続し、発展させるためのITの有効な利活用が進んでいないことが多くの企業における課題なんだよね。
アイ
でも、なぜうまく活用できていないんですか?
MA
理由は明確。企業自らではデジタル化はしても、DX化を、ほぼ進められない。だからなんだよ。その最大の理由が、ITやDXは良く分からない、提案を受けられない(提案されない)、相談する相手がいない。さらに成功体験がない、その利活用ノウハウがない、社内で理解する人材がいない、外部に頼れる人材・組織がない、利活用できる情報が足りない、外部からの提案の機会がない、予算が無いなど、無いことだらけ。
真弓課長
そうか、それらにどうITを生かして企業活動に利用するか、そしてどうやって個々のビジネスに活用できるかといった、アイディアや気づきを得られればDXへの一歩が踏み出せるはずですね。
アイ
例えば…クラウドなどのITサービスを用いて電子決済サービスを行う、Web会議を行う、テレワーク、リモートワークを行う、SNSで販売プロモーションを行う・・・なんてことも、意外に簡単ですが、言われないと気が付かないことが多いですよね。
MA
そうなんだよ。実は無料のDXツールも多い、しかしそれすらも、実際は企業の多くが実行、利活用できていない。これらを継続的に行うことこそが、地域の企業の底上げを行い、地盤となる地域の経済を支える高い効果になる。

例えば、企業の1000万円/月の実績を、DXで1100万円/月に高められることができれば、地域全体が10%高められる。そうして、個々の会社の積み上げが起これば、既存事業の延長線で自立的に地域経済圏の振興効果が表れる。昨年実施したデジタル化応援隊事業で行ったような、中小企業へのDX支援を地域独自で継続的に行うことの意義は極めて高いんだよね。あれは、本当に役立つ施策だったね。
真弓課長
つまり、『Move on AKITA』は、DXを企業へつなぐためのプラットフォームというか、企業を支援するための施策と企業をつなぐ、「中間支援の仕組み」のようなものとも言えますね。人、モノ、金、情報などがこの枠組みに緩く連携して、利用できるわけですから。

ここは地元のチカラがやはり重要ですね!・・・あれ?そう考えると我が社の進めている「Realization Of DX」。とても重要じゃないですか!!
MA
その通りなんだよ!地域企業に対してITツールの有効活用を導く継続的な活動。それが企業の、地域全体のDX化を進めることができる確実な方法ということ。
真弓課長、アイ
おおきく納得です。詳細な内容が決まりましたら、また解説をお願いします!

※9月末で県内企業のICTの導入実態調査が終了し、次回はその調査結果の分析を行います。景況感も含め、秋田県内のDXに対する、現状認識などの定量調査の結果がでます。次回のDX通信もお楽しみに。

デジタル化の入り口:ペーパレス・ペーパレス化について

 皆さんこんにちは。ADK富士システム営業の五十嵐です。今回は、ペーパレス・ペーパレス化について書きたいと思います。最後に関連商材も記載していますので、ご興味ある方はそちらもご覧ください
 
<ペーパレス取組の歴史>
ここ数年DXやSDGsの流れから、ペーパレス、ペーパレス化が盛んに言われるようになりました。
ペーパレス自体の取組は、調べてみると意外に古く、元をたどればオフィスへのOA導入が進んだ1970年代にさかのぼるようです。
1990年代に入ると、PCが会社で共有する時代から、一人一台の時代へと変わり、社内ネットワーク環境も徐々に整備されて、コンピュータ上での資料の扱いの下地ができあがってきたのがこの頃です。
2005年にはe-文書法(※1)制定の後押しもあり、さらにコスト削減(その他環境も)を主な目的に、紙削減の動きが活発化してきたようです。
最近では、エコやコスト以外に、新型コロナ禍でのテレワークの推進もあり、働き方改革・ワークスタイル変革などのキーワードも用いられながら、ペーパレスが語られる事が多くなっています。
 
(※1)e-文書法:「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」と「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」の2法を指します

<ペーパレス化のメリットとは?>
 ペーパレス化のメリットとは何でしょうか?
 弊社でも、最初は環境負荷軽減の観点から紙資料の削減を進めましたが、最近のペーパレスを実現する事でのメリットは、以下のような事が良く述べられています。
時間や場所の制約の解消
例えば紙文書の電子化をする事で、テレワークでの情報共有をコンピュータ上で実現し、出社不要、異動時間の削減などの効果が得られる
オフィスのスペース効率の向上
例えば紙文書で圧迫されたスペースの削減フリーアドレスの実現、新型コロナ禍においてはスペースを確保する事による密の回避など
制度の見直しや業務改善
例えば紙文書の電子化と併せ、社内制度や業務の見直しを進める事で、組織・業務の合理化が進められる
DX実現
例えば紙文書(アナログ)の電子化(デジタルデータ化)を行い、コンピュータ上でのデジタルデータ活用を実現し、最終的なDX実現

 これらを見ると、デジタル化と最終的なDX実現につながる取組みとして、ペーパレス化を位置づけてもよさそうです。以前はコスト削減が主目的だったのに対し、この新型コロナ禍での経営やDX実現による新しい価値創造への変革など、ペーパレスが目指すところも大分様変わりしてきた事がわかります。
 
 ここでペーパレスの対象の紙文書ですが、取引先とのビジネス文書、会議資料、見積や注文書、請求書、チラシ類・・・など、皆様の会社でもたくさんの種類の紙文書が存在していると思います。
勿論その全てがペーパレスの対象になるかというとそうではありません。(おそらく無理ですよね?)
特に取引先とのやりとり文書などは、先方のIT環境の整備状況にもよりますので、自社だけで全てを進めるのは難しいのが現状ではないでしょうか。

 ちなみにですが、e-文書法では、次のものは対象外としているようです。
・緊急時など即座に閲覧する必要がある書類
・現物性が高い文書

 このように、ペーパレスに取り組む場合は、自社で紙文書として残すもの、電子化するものを、自社の取組(例えばテレワークを進めるなど)と照らして、識別しながら進めることが必要です。

 ・・・と、ここまでペーパレスのメリットついて触れましたが、ペーパレス化を進めてメリットを享受する企業もいれば、紙のコンテンツが減少する事で、自社のビジネスと直結してデメリットを受ける企業も少なからずある事も、営業としては決して忘れてはいけない事と思っています。

<ペーパレス化に役立つツールのご紹介>
 ここからは、ペーパレス化に役立つツールのご紹介です。これまで紹介したものもありますが、ご興味があればぜひ弊社までご相談下さい。
OCR/AI-OCR
紙文書の文字列をコンピュータ上で扱える文字データ化できます。RPAとの親和性も高く、最近東北地域でも導入が加速しているとの情報もございます。
<AaaS AI-OCR>
https://adf-dx.aaas-cloud.net/contents/ai_ocr.html

RPA
コンピュータ上の操作などを自動化できる技術(ツール)です。OCRで読み取った文字データをシステムに自動で連携するなど、応用範囲が広く、導入ユーザ様の方で独自にシナリオを作成できるのも特徴です。
<RPAソリューション>
https://adf-dx.aaas-cloud.net/contents/rpa_adf.html

クラウドFAX
その名の通り、クラウドでFAXデータを扱えるサービスです。FAXの送受信がクラウド上でデジタルデータとして行えます。送受信結果もWeb画面で確認ができ、テレワークでも利用されています。
<AaaS CloudFAX>
https://www.adf.co.jp/modules/solution/index.php?id=49

ペーパレス会議システム
こちらも読んで字のごとく、紙媒体を使わずクラウド上で電子ファイルを共有することで会議を実現するサービスです。製品により様々な機能があり、会議スケジュールの管理、ユーザ権限(閲覧・編集など)管理、表示したファイル上へのメモ書き機能、プレゼンテーション機能など、紙媒体を使わない会議に必要な機能が揃っています。
※弊社でも様々な製品を取り扱い可能ですので、お問合せ下さい

グループウェア/ワークフロー
情報共有や承認業務などのさまざまな機能が揃っており、クラウド製品を選ぶ事でテレワークへの対応も行えます。導入されているお客様も多いのではないでしょうか。
※eValue V(OSK社)、サイボウズ(サイボウズ社)、LINE WORKS(ワークスモバイルジャパン社)他各種製品を取り扱っております

 以上、いくつかの製品・サービスをご紹介いたしましたが、弊社では上記製品以外にもハードウェアからソフトウェア、また活用方法まで、様々なご相談を承っております。お困りごと、疑問などございましたら、いつでもお気軽にお声がけください。

 さて、今回まで、私 営業の五十嵐のコーナーとして本記事を書かせて頂きましたが、10月からはこのコーナーもリニューアルし、毎回弊社の営業担当が持ち回りで様々な情報のご提供をさせていただくことになりました。
若手からベテランまで、バラエティに富んだ内容になる事を祈りつつ、より良い情報を皆様にお届けできればと思っております。引き続き、DX通信をお読みくだされば幸いです。
ご愛読、ありがとうございました。

<ペーパレスに関するお問合せ先>
DXセンター 地域営業担当まで、またはペーパレスに関する問合せとお申し付けください
 TEL:018-838-1173
 Email: dx-lab@adf.co.jp

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