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コンピュータシステムは人間の代わりになるのか?【あきたDX通信】

★ スポーツにも取り入れられるコンピュータシステム ★

ともみ
先輩、 全豪オープンテニスが始まっているのを知ってますか?
真弓先輩
ええ、もちろん!ともみの専門分野だよね。
テニスのグランドスラム、4大大会の一つで、全豪オープンから1年が始まるというやつだよね。
ともみ
先輩ものしりですね!で、今回はいろいろと、いつもとは違う大会なんですよ。
真弓先輩
コロナ禍で、選手も相当に大変だったみたいだよね。隔離とか、行動制限とかがあって、トレーニングを外で出来ないのでホテルの部屋でやったりとかね。
ともみ
それもあるのですが…実は今回、超ハイテクな大会なんですよ。
真弓先輩
ハイテクな大会?選手が判定について「チャレンジ!」って言って、審判に申し出て、ボールのインアウトの判定をコンピュータに委ねるシステムは前からあるよね?
ともみ
そうです、それは半分正解ですね。それより先輩全豪オープンテニスの放送見ましたか?今回の試合見ていて、なんか気が付きませんでしたか?
真弓先輩
うん、見たよ。なんだろう?観客がほとんどいないなあ、とか?
ともみ
実は今回の大会、線審(コートのラインのイン・アウトをジャッジする審判)がいないんです。コートに居るのは、選手と主審1人とボールパーソンだけなんです。
サービスの判定もボールのライン上の判定も、機械で判定する、つまり、ほとんどのジャッジを常にコンピュータシステムが行うということなんです。
真弓先輩
これは、どういう凄さになるの?
ともみ
選手側からすると、今までの線審の判定は必ずしも正確でなかったので、「今の入っているんじゃないの?」というクレームのようなイメージで「チャレンジします」と言っていて、実際にチャレンジ結果の可否が試合の流れを変えることもありました。

しかし、コンピュータシステムがすべてのジャッジを正確に行っているため、結論、チャレンジができなくなったということです。
真弓先輩
そうなんだ~。ITの導入で線審が要らなくなったんだね。
ともみ
これからもずっと線審が必要ないかどうかは別として、現状としては、大きな混乱もなく、このグランドスラムという大きな大会で、このシステムが機能しているんですね。これはかなりびっくりです。

★ ホークアイは人間の代わりを務める新たなテニスの目になるのか? ★

真弓先輩
今検索したら、これって、ホークアイっていうシステムなんだね。

ホークアイとは、補助審判システムのこと。コートを囲むように10台のハイスピード・カメラを設置し、複数の映像を組みわせることで、立体的な弾道を自動算出する。ソニー傘下の英Hawk-Eye Innovations社が手掛けており、イン・アウトの判定を正確に行なえることが特徴だ。グランドスラムでも、3つの大会で採用。ちなみにクレーコートの全仏オープンでは、地面の打球の跡を確認できるという理由で導入されていない。

ホークアイを採用する多くの試合では、選手がチャレンジを宣言し、分析結果を照会する運用になっている。チャレンジから数秒内にシステムの推定する着地点がスクリーンに大きく映し出される。チャレンジが許されるのは、選手一人あたり1セットにつき3回までだ。正確な判定を期待できるとあって、選手たちの反応は概ね良好。ただ、結果が出るまでに数秒かかるため、一部にはゲームのリズムが崩れることを嫌う選手もいるようだ。

THE TENNIS DAILY:『テニスを支える最新テクノロジー 線審の自動化からハイライト映像の抽出までより引用。

※フレンチオープンでも採用の検討が現在進んでいるようだ。

ともみ
日本経済新聞ではこんな記事が出ていましたよー!

出典:全豪オープンの会場に設置されたホークアイのカメラ。線審廃止への流れは加速するのか=ロイター

様々な新型コロナウイルス対策を施して開催している今年の全豪オープンテニス。なかでも今後への試金石になりそうなのが線審を廃し、テクノロジーを使った自動判定システムだ。

今大会で機械化されたのはボールのアウト、イン、サービス時のフットフォールトなどこれまで線審が担ってきた判定。1コートに最大9人いた線審をなくして密になるリスクを避ける措置で、四大大会の全コートで実施するのは初めての試みだ。判定を下すのは「ホークアイ」と呼ばれるシステム。通常は判定に不服のある選手が異議を申し立てる「チャレンジ」の最終判断に使う。コートの周囲に設置したカメラがボールの軌道や着地点などを解析し、アウトやフォールトの場合は音声が自動的にコールする。

コロナ禍が促した取り組みの帰結は機械化へのさらなる一歩か、テクノロジーの限界か。今後の動向に注目したい。

日本経済新聞:自動線審、inかoutか コロナ禍の全豪テニスで導入より引用。

真弓先輩
ほうほう。
ともみ
このシステムがこれからテニスの大会の標準となるかどうかは分かりませんけど、今のところ問題なさそうなので、これからも使うことになりそうですね(*^-^*)
真弓先輩
何か我々の業界と通じるものがあるよね。AIやRPAなどによる自動化や省力化で、人に置き換わってそれらがサポートしてくれるということだね。このホークアイとシステムによって、今まで人に頼っていた部分がコンピュータ、ITにシフトしていくことになりそうだね。
ともみ
新型コロナはとんでもない悪影響を我々にもたらしていますけど、テレワークや非対面による行動様式への変化を、強く押し進めてきてますね。このホークアイで線審を無くしてしまうというのも、コロナ禍による強制ですものね。いろんな部分で、人間の目の代わりに、ITやAIなどのシステムがサポートするようになっていくんですね~。何かこれから先が少し見えてきたような気がしました。
真弓先輩
いいねー、そういう風にピンチな状況を前向きにとらえて、進める気持ちが重要だね。それならば肝心の我が社のクラウドサービスも非対面でのいろんなサービスをばりばり展開していかなくてはね!
ともみ
もちろん、がんばります!でも、今日は来週のテニスの大会に向けての練習会あるので、早めに帰ります(^^)/

まだまだ雪の残る秋田だが、室内のテニスコート施設へ向かうともみは、自分の試合にもホークアイがあればなと、夢想している2月の夕刻であった。

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あきたDX通信>>>>> 編集長 伊嶋謙二 /// 編集スタッフ 堀井ともみ /// 主幹:鈴木守 /// エイデイケイ富士システム株式会社 DXセンター

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DX戦略部 紹介

DX戦略部 DX推進課 伊藤真弓

DX推進課の伊藤課長。バリバリのシステムエンジニア。

DX戦略部 DX推進課 堀井ともみ

プログラミング未経験で、何もわからずIT業界に入った新入社員。最近はテニスの練習に加え、トレーニングもして調子が良い体育会系。