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急激に変化を遂げたIT。なぜDXは必然となるのか?【あきたDX通信】

記事公開:2021年02月03日

真弓先輩
ここも最近いろいろ変わってきたよね。仕事そろそろ1年になるけど、どう?
ともみ
この1年でずいぶん世の中変わりましたよね?もちろん新型コロナが要因ということもありますけど、ITも、DXのような大きな転換期を迎えて、身の回りでも騒がしい感じがします。はい。
真弓先輩
ひとごとのように言っているけど、私たちがそれをお客様に提案する立場ということを忘れないようにね。
ともみ
はい、もちろん!思ったより皆さん”IT”は使っていますよね。パソコンはもちろんだし、ネットワークでもそこそこ皆さん高速回線で利用している。インターネットはほぼ普通に使っていますね。
真弓先輩
それはね、前にも言ったように、どんな企業でも、今はITを道具として導入していることは確かだよね。問題は、その使い方、活用の仕方がどうなのか。本当に企業やビジネスで役立つ活用ができているかどうかが大問題ということはあきたDX通信でもたくさん伝えているね。
ともみ
先輩はまだまだだと思っているわけですよね。
真弓先輩
そうそう。会社で、情報・データを紙ベースで利用することはさすがに少なくなって、パソコンなどを活用したデジタル処理が普通になっているのはいいことだよね。でもそのデータ入力や利用の仕方は、実はあまり紙の時代と変わっていないんだよね。結局人手に頼っている部分が多かったり・・・。
ともみ
紙への手書きからPCへのデータ入力に変化したときの時間削減効果は微々たるものですしね。さらにRPAやAIとかIT側に処理を託すという流れが求められているということですね。
真弓先輩
そういえば、昔のSF的な漫画とかで、もコンピュータやロボットが人間の言葉に従って、代わりにあれこれ実行してくれるというのを見て、いずれそうなるんだなぁ、と思ってた。でも現実的にはまだまだ実用化という点では、人に代わるITなどは端緒に過ぎないんだよね。
ともみ
やはりコンピュータでやってくれること、AI的なもの、オートマチック的なもののビジネス面での利用はまだまだ不十分ということですか?
真弓先輩
必ずしもそうではないけれども、人間と機械のコミュニケーションで重要なのが自然言語処理になるよね。機器やソフトウェアなどとその利用者間で情報をやり取りする仕組みをユーザーインターフェース=UIと言うんだけど・・・そのUIとしての処理が、キーボードによる入力ではなく、自然言語によるもの、端的に言えば「先週の名古屋出張の精算と報告資料まとめて、部長に送っておいて」みたいなことができるもんだと、昔は信じていたね。まあいずれ、そうなるんだろうけど、現実はまだまだトライアルの時期。
ともみ
そうですね。進んでいる部分、使われている部分がまだニュースになるくらい、限定的なような気がしますね。少なくとも秋田において、身近な場面でのITでの劇的な変わり方はあまり感じられません。
真弓先輩
でもね、世の中の仕組みやルールはだんだんに変わるということが多いかもしれないけど、
クラウドでグローバルにつながっているために、何かのきっかけであっという間にルールが変わる可能性が高いんだよね。携帯からスマホへの変化がその端的なケースだね。今ではビジネスでスマホを使うのは当たり前だよね。ちょっと前までは、仕事中、会話中にスマホを見るというのはNGだったけど、今では、リアルタイムの情報源やコミュニケーションツールとして欠かせないものになっているよね。
ともみ
私が入社してからは、そういった使い方が当たり前でしたが、昔はNGだったんですね。

★ DXが必然となると…今できることは? ★

真弓先輩
まあ、それはいいとして。何を言いたいかというと、日本でもデジタル化、DXという言葉が日常でも使われるようになってきていることで、これから先あっという間にルールが変わって、デジタルファーストが標準の世の中になる可能性が高いということ。つまり、ビジネスを行っている企業や市場では、その変化に否応なしに巻き込まれてくる。私たちは常にそれに応じたマーケティングを行い、そして技術や経験をもとにユーザ企業に対して有益な提案をしなければならないということになるね。
ともみ
首都圏では特に、あっという間にテレワークが当たり前のルールになりましたしね。それに伴い、地方の企業もオンライン会議が当たり前になって…市場全体にその変化が浸透したので、弊社でもお客様の依頼でオンライン会議の導入などのご支援をすることが多くなったんですよね。
真弓先輩
うんうん、そうなの。
そこで私たちは昨年から継続的にDXや働き方改革を企画の趣旨においた、セミナー活動や勉強会を行っているの。この重要性は今すぐに効果が表れるということもないこともないけど、むしろ企業の継続・存続のために、企業や働く人、そしてお客様や関わる社会とうまく共生するために必要な対応策だと確信しているの。
ともみ
そういうことなんですね。
今後、DXはあたりまえという世の中に変化する可能性が高いとなると、ますますこういったセミナー活動など、やりがいが生まれてきます。視野を広げて、俯瞰的な視点を持って、社会や市場の新たなルールへの対応をご提案できるようにしたいですね。

真弓先輩
2月5日に行う「DX&働き方改革セミナー」という企画があるんだけど、メインテーマはなぜ「DX(デジタルトランスフォーメーション)」 なのか、わかる?基幹システムに関して、各企業は近い将来訪れる課題へ「DX」を推進して取り組んでいかなければならないの。
理由は以下の3つ。

①既存基幹システムの老朽化に対して、市場の変化と拡大とともに増大するデータ

②旧環境システムの担い手の高齢化による(人とシステム両方)世代交代の必要性

③テクノロジーの進化に伴う先端 IT の活用 と人材不足の課題解決

真弓先輩
企業の業務システムも変わらなければならないという、必見のセミナー内容だね。
ともみ
もう1つのテーマとしては、テレワーク中でも言われていたハンコレスですよね。ハンコのためにオフィスに行かねばならない、ダメさを解決するためのセミナーですね。
よくありそうなのが、「ハンコもらいに出社か」「また記入漏れ?!今日が締めなのに」「部長出張!?決裁進まないよ!」というようなことですね。
あるあるですね…
真弓先輩
そうだね。どちらもIT的にも難しいことではなく、社内の仕組みやITでできることを知らないということだったり、そういう提案を受けていない、実体験、成功体験が少なかったり…ということが考えられるのかな。
ともみ
そうですね、私たちはその機会を積極的に作って、DXを進めていかなければいけませんね!

迫るDXセミナーの準備でばたばたしているともみであります。
新型コロナウイルス等の影響により、働き方改革が全国的に進む中、雪の多い秋田では、悪天候の為のテレワークという新しい働き方に順応すべきかもと、ひそかに考えているこの頃。
次回は、コロナ禍の中でのビジネスの現状について考察してみたいと思います。ご期待ください。

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あきたDX通信>>>>> 編集長 伊嶋謙二 /// 編集スタッフ 堀井ともみ /// 主幹:鈴木守 /// エイデイケイ富士システム株式会社 DXセンター